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ほのぼのノルウェー暮らし

ほのぼのノルウェー暮らし

メニューのないレストラン


アルゲーロにはいくつかミシュランクラスのレストランが
あるらしいんやけど、サルデーニャは島なので何といっても
シーフードが美味しいです。でも冬場は漁ができない期間があるらしいので
新鮮なシーフードが食べたければ夏がお勧め~。

アルゲーロに来てから最初の3日くらいは毎日スパゲッティとピザ
ばっかり食っていたので、ここらでちょっとちゃんとした魚料理が
食べたくなり、前もってチェックしてあったシーフード専門の
レストランMABROUKへ。
旧市街にある教会の裏手にあります。
テーブルが6つほどしかない小さいレストランなので
予約してから行ってちょ。( ディナータイムのみ営業 )

前菜にスパゲッティ、メイン、デザートにミネラルウォーター、
ワイン赤・白飲み放題の全て込みで一人40ユーロ。(2009年の情報)



このレストランにはメニューがありません。
何でも、ここの女主人の兄弟が猟師で、その日に釣れた魚の種類で
メニューが決まるらしいので、何が出てくるかは行ってからのお楽しみ。


もしかして、ここの女主人のご兄弟って、この人ですか?

  → PUSの勝手な想像


 釣り人



もういつ死んでもええ!!  っちゅうくらいワタクシを唸らせた
料理の数々。  とくとご覧ください。

  前菜


  前菜



  スパゲッティ3種 (2種類しか写ってないけど)


  パスタ



  魚のグリル

   この魚の横に添えられているポテトが何とも美味だったんですが
   どうやって味付けしてるんやろー?  推測不能


  魚のグリル



  カラマリ&車えび


  カラマリ&車えび



ワタシら二人やのに、これにまだデザートが付くんよ。
カナダ人のカップルなんて、スパゲッティ半分も食べないうちにギブアップ。
こんなに美味しいのに勿体無い・・・。
ワタシとダンナといえば


   『 拷問だ~~~~ 』 と叫びながら完食。

    久々に食べるもので感動したわ。
    

  ノルウェーでは、素晴らしい自然に感動することはあっても
  食べるもので感動することはないもので。



  このレストランの女主人と料理を運んでくれた多分お孫さま?


  女主人



サルデーニャで会ったカウチサーフィンのメンバー → まだやってる
フランチェスコ君がおっしゃるには、この女主人はちょっと
イカレてる。  でもねー、何か秀でた才能を持ってる人って個性が
強いものよね?


ワタシらたちがここで食事した日は、全テーブル予約で満席やってんけど
ワタシとダンナはテーブルが横に4つ並んでるところの右から2番目の
テーブルに座ってたわけです。
ワタシたちが食べ始めたとき、右側のテーブル一つはまだ予約者が
現れてなかったんやけど、左側にはイギリス人のカップルと
カナダ人のカップルが座ってたんですよ。

と、ワタシたちがスパゲッティを食べ終え、魚に取りかかろうとしたところ
急にテンションの高い女性が男性同伴で店内に入ってきたんやけど
どうも女主人とお知り合いの模様。

この女性の登場で急にレストラン内が騒がしくなり、彼らが席につくなり
隣の席だったワタシたちと何となく会話がスタート。
ロンドンから来たんやて~。
何でも、この9年間、毎年サルデーニャに休暇で来て
このレストランで食事してるので、女主人とお知り合いなんだそう。


で、お決まりの 『 どこから来はったん? 』 っちゅう洗礼を
受けたので 『 ノルウェーのオスロ 』 と答えると


  『 ノルウェー行ったことあるぅ~~~!! 』 っちゅうんで

   ノルウェーの話で盛り上がるワタシたち。


  ご主人の方は奥さんのハイテンションぶりが恥ずかしいのか
  初めは大人しかったんやけど、そのうちにご主人の方も
  ピーーーーーーンとネジがはずれ・・・・。


 しかしアレですよ。 このカップル、どうもグルメらしく
 ノルウェーに来たのもレストランでの食事が目的だったようで
 オスロのAKER BRYGGEにある有名なフィッシュレストラン
 『 ロフォーテン 』 と、SASホテルの最上階のレストランで
 食事するためだけにライアンエアーでオスロに来て
 食事が済んだら観光もせず、そのままロンドンにトンボ帰りみたいな・・。


 で、彼らがロンドンから来たっつー事で、ワタシたちがロンドンにある
 お気に入りのパブの名前をあげると、ワタシたちの左隣に座っていた
 別のイギリス人のカップルが


  『 ボク、そのパブのオーナー知ってる~~~!! 』


 と会話に加わってきて、その隣に座っていたカナダ人のカップルも
 英語圏っちゅうことで会話に加わり、最後にはワタシたちのテーブル
 横一列の4テーブルで宴会になったんやけど、ワタシたちの後ろの
 2テーブルに座っていたお客さんは、ワタシら4組のテンションに
 押されたのか、何も言わず黙々と食っていた。

 しかし、後ろのテーブルのお客さんが会計を済ませて立ち去るや否や
 女主人は、今日はもう閉店ね! と言い、まだ10時なのに
 店閉めた。 その後は貸しきり状態に。
 賑やかなのが好きなのか音楽かけてくれたり食後酒注いでくれたり
 大サービスしてくれる女主人。


 ダンナは、このレストランをたいそう気に入り、帰る前に
 もう一回ここで食事したいとゆってたけど、翌日も翌々日も
 閉まってたんよね。  不定休なんかなーー?
 


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